夕焼けとにょろり
内容紹介
突然、舌がしゃべりはじめた。「にょろり」が彼の舌に寄生したのだった。 「にょろり」は、どんなダサイ男も魅力的でモテモテにしてしまう性の魔物。 初体験の苦い傷を心に抱える主人公「省吾」は、そのトラウマによる吃音にくわえ デブで剛毛でニキビ面で、あげくワキガといういかにもイモくさい男だったが、 「にょろり」の力によって生活は激変する。 話術のみならず容姿や体臭まで生まれ変わった彼は超モテ男に変身し、 あらゆる年齢層の女性達(時に男性)を片っ端から口説き落としていく。 それは夢見ていた自分の姿。 ひたすら淫蕩生活にふけっていたある日、 省吾の理想を具現化したような絶世の美女と出会い、恋人として付き合い始めるのだが・・・。 しだいに欠けていく大切な何か。 それに気づいたときには、すでに手遅れだった――。 タブーを鮮やかに突き破りながら人間の本質を容赦なくえぐりだし、 読む人を圧倒する衝撃のデビュー作! ※本作品は2008年に、ぶんか社より電子出版されていたものを加筆訂正しKindle版で再発売。
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